慢性痛 あなたはいくつ当てはまりますか?
- 10年前の古傷が今でも痛む
- 四十肩が何年も治らない
- 腰痛持ちである
- 年に何度も痛みが再発する
交通事故などによる骨折など、急性期の炎症を伴った痛みから回復した後にも、痛みを伴う筋硬直が慢性化して痛みが継続する。これを「慢性痛」と言います。
慢性痛の原因
原因は脳の深い部分が、過去の痛みに対する恐怖心(トラウマ)からの防御反射により、先に痛みを作ることによる。
『急性痛』は、神経が作る痛み。
『慢性痛』は、『プロスタグランジン』などの『痛み物質』による痛みです。
普段はどちらの痛みなのか、違いは分かりません。
しかし、この二者の違いを感知出来る瞬間があります。
あなたは包丁で左手の指を切ってしまったことがありますか?
そのとき、最初に「チクッ」と痛みがきますが、「チクッ」だけですのでかすり傷かな?と安心していると、2・3秒後に「じわ~っ」とした痛みが「ズキン、ズキン」とやってきて出血するのを覚えていますか?
最初の「チクッ」が神経の痛みで、電気のスピードでやってきます。
後からの「じわ~っ」がプロスタグランジン系の痛み物質の痛みで、心臓の鼓動と共に血液に乗ってやってきます。血流の速度でやって来るので前者より遅いのです。
『トラウマ』による『筋肉の硬直』と、動作に対する『痛み物質』の分泌
この神経の痛みが怖くて「トラウマ」が出来てしまい、傷が完治したにもかかわらず、「痛み物質」を分泌して筋肉を硬直させて関節を稼動させないように固定してしまいます。そして、痛かった角度に関節を稼動させようとすると脳は、「痛み物質」をさらに分泌させて動作を止めさせようとするのです。
慢性痛の一般的な処置
医療的に診ると、外傷は完治しているのですが、同じように痛みが感じられる。病院に行くと、ドクターは、「異常なし」と言われる。
それでも「まだ痛い」と言うと、ドクターは、『慢性痛』と診断してくれて、痛み止め薬を処方してくれます。
当院での慢性痛の処置
「痛み物質」の存在する『筋膜』を触診で探し出し、押圧により「痛み物質」を血流に流して肝臓で浄化してもらいます。
すると、「動かしても痛みがない」という『成功体験』をすることにより、「怖くなくなる」という『善循環』が起こり、痛み物質は分泌されなくなっていき、『慢性痛』は消失していきます。
筋肉のコリをうまくほぐし、キネシオテーピングによるサポートで安心感が生じますと、筋肉が持つ痛みによる恐怖の『トラウマ』が消失し、慢性痛や冷えも改善していきます。
お問い合わせ・ご予約
お気軽にお問い合わせください。
原則的に、予約制となります。
お電話かご予約フォームにて施術日時を確定されてからご来院ください。
毎日 10:00~22:00
(不定にてお休みする場合もございます)